張り紙を作った、はりがみやで使えそうなデータを見つけた。
でもどうやって掲示しようか・・・?とお悩みの方へ、掲示する方法をいくつかご紹介いたします。
養生テープ
一時的に貼るならこれ一択と言っても過言ではない、養生テープ。
切りやすく剥がしやすく、紙に対して十分すぎる粘着力を併せ持つまさに完璧な商品です。
ただし見た目はイマイチ。せめて紙色に合わせたテープを使いたい所。
布テープ
紙を貼るにしてはオーバースペックかもしれませんが、屋外に貼る場合は選択肢の1つになります。
長期間貼ると粘着剤が残りやすいのが難点。
屋外の場合はラミネート加工、もしくは手軽にビニール袋に入れると耐候性がアップしますのでオススメです。
ソフト接着剤
壁にノリなどの接着剤を塗ってOK!というオフィス、会場はなかなかないと思います。
そこで使えるのがソフト接着剤というカテゴリの商品。
代表的な商品は「ひっつき虫」でしょうか。
粘着力は弱めですが、紙の接着には十分です。注意点としては
- 凹凸のある壁紙では粘着力がさらに弱くなる
- 油分?水分?が染み出すのか、紙や壁紙にシミが付くことがある
このあたりでしょうか。特に後者は一点物のポスターの場合はお気をつけください。
吊り下げ
貼るような場所が無い場合の選択肢として、スタンドに吊り下げる方法があります。場所も取らず目立たせることができます。
難点は、風の影響を受けやすいのでヒラヒラしてしまうことぐらいでしょうか。
スタンド
受付など、デスクがある場合の選択肢としてアクリルスタンドがあります。 ラミネートも不要でヒラヒラすることもなく、綺麗に掲示できます。
リンクの写真は縦置きですが横置きも選べます。
コレの良いところはスタンドの裏が多少散らかっていても隠せるんですよね。
細かい備品などはこのスタンドで生まれる死角にまとめて置いています。
難点は、イベントが終わった後の収納ですね。非常にかさばります。邪魔です。長期間掲示し続ける張り紙に向いていると思います。
シール用紙に印刷
貼る場所が決まっていて、長期間貼り続けることになっている、などの場合は専用の用紙に直接印刷することでさらにクオリティを上げることも出来ます。
たとえば透明のシール用紙。こちらは実際にはりがみやのデータを使って印刷してみました。
使ったデータはこちら。
あ、印刷するなら「PDF版」をおすすめします。品質が最も高く、用紙ぴったりに印刷されるはずです。
そして、使った用紙はこちら。
エーワンさんのラベルシールシリーズ。つや消し透明の「インクジェットプリンタ用」です。さらに「染料インク」のプリンタで印刷する必要があります。
オフィスではレーザープリンタが主流だと思いますが、その場合は「レーザープリンタ用」をご用意ください。
インクジェットプリンタで印刷してみました。
黒インクがかすれてしまいました・・・。
窓に貼ってみました。
台紙から全部剥がしてから貼ったのですが、気泡が入りまくります。台紙から少しずつ剥がして貼ることをオススメします。
完全に透明ではないことで、コントラストが保たれていい感じですね。
普通の紙に印刷して掲示すると雰囲気が台無しになったりしますが、透明フィルムだとそんなことも無さそうです。
もし床に貼りたい場合は、床用の用紙もあります。
3Mさんはほんとなんでもありますね・・・すごい。
タブレットに表示
iPadなどのタブレットに張り紙データを表示するのも利便性が高いです。
- 状況により掲示・表示したい張り紙が変わってくる
- 複数の張り紙をローテーションして表示したい
- 荷物をできるだけ少なくしたい
等の要望を実現できます。
iPadの場合ですが、
- 1枚だけ表示するなら「ブック」アプリに保存して表示
- ローテーション表示なら必要な張り紙画像を「写真アプリ」に保存。複数を選択してから「スライドショー」
これで上手く表示されると思います。
注意点としては、A4の紙サイズとディスプレイサイズが完全に一致していないため、端が一部黒く表示されます。
iPadのベゼルが白だと目立つので、スペースグレイなどベゼルが黒のモデルがオススメです。
iPadの盗難・画面操作対策について記事を書きました。こちらもどうぞ!
イベントでタブレットの盗難、画面操作を防ぐ方法 - 「はりがみや」運営ブログ
ラミネート加工する
ラミネート加工はやはり鉄板ですね。
- 「ちゃんとしてる」感が出る
- 強度が上がり、長期間、繰り返しの使用に耐えられる
- コロナ下では、表面の消毒がしやすくなる
などなど、メリットがたくさんあります。
デメリットは作成に時間がかかるということでしょうか。
一般的なラミネーターですと、1枚あたり30秒ぐらいかかってしまいます。
ラミネーターはワンサイズ大きめのものがオススメです。
紙を挿入するときに多少斜めになっても、横にぶつかることがありません。
このラミネーターを使っていますが、特に問題なく活躍してくれています。
繰り返し使うならラミネートフィルムは厚めの150μm(マイクロメートル)のものがオススメです。
一般的な100μmと比べて、明らかにしっかりしています。先に紹介したラミネーターは150μmにも対応しています。
以上、張り紙の貼り方、使い方でした。ニーズにあった方法が見つかっていたら幸いです。